#内なる偏見 との「 #共存 」: #自己の再構築
内なる偏見との「共存」:自己の再構築
スティグマとの闘いは、外的な偏見を解消するだけでなく、内なる偏見を自覚し、自己を再構築する内面的な作業でもあります。
リカバリーの原則の一つに「ものの見方が変わること」があります。
当事者が経験した最も最悪なこと、つまり過去に家族や周囲の人に迷惑をかけたことは完全に病気のせいであり、自分のせいではまったくないのだと理解すること。
それがこの「見方が変わる」プロセス、別の言葉で言えば、ターニングポイント、またはイニシエーションとでも表現できるプロセスを経るのです。
これは、精神障害と自己を分けて考え、過去の自分を外在化し、精神障害を持つ「人」として新たな自分を再構築するための基盤となります。
私たち当事者は自らの体験を話しあい、分析し、対処法を見つけていく活動を行ってきました。
これは、スティグマによって生じた内なる偏見や過去の自分に対する自己否定を、経験の分析と共有(分かち合い)を通じて相対化し、共存していくための重要なプロセスなのです。
リカバリーは、神経科学的な視点から言えば、「他人から信頼される」「安心できる」「希望をもてる」状況になると、脳機能がそれに対応して変わっているはずであるという仮説とともに、その重要性が改めて認識されるのです。
他人から信頼されて誇りを覚える時、当然脳の働きは変わっているのです。
リカバリーとアンチスティグマの活動は、社会的な偏見を是正するだけでなく、当事者自身の脳と心の健康を、根底から回復させる力を持っていると言えるでしょう
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宇田川健
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