#トークニズム の罠と当事者の尊厳の確保 #リカバリー #こころの病の回復の道
トークニズムの罠と当事者の尊厳の確保
アンチスティグマ活動の最大のバリアは、リカバリーの最中にいる当事者の口を封じることです。当事者の参画が広がるにつれ、日本国内の様々な委員会や学会で、言い訳として当事者の椅子が一つだけ用意される慣習、すなわちトークニズムの罠が存在します。
トークニズムとは、「あなたは発言してもいいです、でも意見は聞きいれません」という姿勢を示すものであり、この罠にはまった当事者は「ショーケースに入った当事者」と呼ばれ、屈辱的な思いをします。当事者は、ゲームセンターのコイン(トークン)と同じような価値でしか扱われないと感じるのです。
実際に、当事者は学会のシンポジウムに参加する際、「いわゆるお歴々の精神保健福祉医療の専門家の発表があって、一通り終わって、『じゃあ当事者の方はどういう感想を持ちましたか?』という立場で参加することが多い」と、その扱いには疑問を感じます。
また、国際会議の場においても、当事者ミーティングが理事会の圧力で削減されたり、当事者決議の発表の場で壇上にあがることすら警備上の理由で拒否され、フロアからの発言しか許されないといった差別的な扱いを受けました。
筆者は、次に続くほかの当事者が発言をするときの準備とするため、悲観、絶望、無力、恐怖を感じながらも、あえてトークニズムの罠に足を突っ込み、自らショーケースに入ってみようという覚悟をした経験があります。
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